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亀田能成,
美濃研,
総合情報メディアセンター
計算機内にある三次元物体を可視化するためには、計算機上のウィンドウシス テムを通じて画像表示を行うことになる。
計算機で扱う画像は、画素が二次元配列で並べられたデータ構造で表すことが できる。画素は物体がどのような色や明るさで見えるかを規定するが、計算機 上ではこれを光の三原色であるRGBの光の強さの合成で全て表す。人間が色を 理解する方法は完全に理解されているわけではないが、現在においてはこの方 法がもっとも妥当とされている。
本演習でもRGBそれぞれを256段階の輝度で表す方法を採用する。これで 通りの色(いわゆる1670万色)を表現できることになる。
正確には、モニターの色温度や調整によって表示される色は異なる。 色が重要な要素をもつ業界ではモニターの色調整から行うが、 本演習ではそこまでは考慮せず、画像の生成までを対象とする。