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関節物体モデル

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人間に対応した関節物体のモデルは、計算機に対して事前に与えられます。こ のモデルは、完全なものです。最近のCG分野の広がりから見て、現在計算機上 に物体の形状やその動きに関する制約を考慮しながら表示を行うことはかなり 広く行われています。

これまでのモデルベースビジョンでは、モデルは簡単な(人体でいうならせい ぜい円筒が繋がった程度の)もので、その代わりに画像からの特徴抽出やその 利用方法に工夫を凝らしてきました。しかし、この方法はモデルを変更するた びにアルゴリズムの変更やチューニングを余儀なくされます。

そこで、本研究ではCGで普及しつつある精緻な物体モデルを利用し、その代わ りにアルゴリズムはできるだけ汎用となることを目指しています。

実際のモデルの一例を以下にお見せします。クリックすれば、モデルの動く様 子がわかります。ただ、この動画表示では関節間の従属関係を(わざと)考慮 していないので、初めて見る人は一種異様な雰囲気を感じることでしょう。共 同研究者の 坂口さんはこれを見て、「タコ踊りだ」とおっしゃられました。まあ否定 はしませんが‥‥しくしく。ちなみに、こちらの都合により動画像は濃淡画像 です。

全部揃えるまで、もうちょっと待って頂けませんか。ええ、すいません。
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