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今度は、漢字変換エンジンが少し苦戦する場合です。
ここでは、漢字候補を変更する操作を説明します。
具体的には、「隣の客は良く柿食う客だ。」と入力することを考えてみます。
- ひらがな入力
次の行に移動して、
tonarinokyakuhayokukakikuukyakuda. と入力します(図)。
図: ひらがな入力
- 漢字変換の開始
SPACEキーを押すと、漢字変換を開始します(図)。
「柿」となって欲しい部分が「書き」になってしまってますね。
図: 漢字変換の開始
- 誤変換文節への移動
漢字変換が誤っている文節まで、カーソルキーで移動します。まず、→キーを
1回押すと、図のようになります。さらに2回押すと、
図のようになります。
図: 文節の移動(1文節)
図: 文節の移動(さらに2文節)
- 誤変換文節の漢字候補提示
直したい文節に到達したら、SPACEキーを押して次の漢字候補を表示させます
(図)。しかし、この例ではまだだめですね。
図: 次候補
- 誤変換文節の漢字候補一覧提示
もう一度SPACEキーを押すと、図のように変換候補が一覧表示
されるようになります。カーソルキーの↓キー、↑キーで上下しますから、
望みの漢字候補に合わせます。図の例では一覧の中に「柿」が
ないように見えますが、↓キーを何回も押していると図のよう
に「柿」が出てきます。
図: 候補一覧
図: 正しい候補の選択
- 漢字の確定
これで全文節とも漢字候補が正しくなったので、Enterキーを押します。
全て表示通りに確定され、図のようになります。
図: 漢字変換の確定
Yoshinari Kameda
2000年02月15日 (火) 22時01分25秒 JST