Kameda,
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図4に対して、本手法を適用した結果が図6及 び図7である。図6は原画像と同じ位置パ ラメータで手指モデルを見たものであり、図7はそれを前 腕の中心軸のまわりで回転させて見たものである。また、図 8は評価式を適用する際の、シルエットとモデルの投影との排 他的論理和を表示している。この場合の評価値はであり、これはシル エット領域に対する投影の不一致率がほどであることを意味する。
また、別のシルエット画像である図9に対する実験結果が図 10であり、それを回転させたのが図 11である。この実験での評価値はであった。図 9と図10の投影との排他的論理和を、図 12に示す。本推定結果では小指が折れ曲がっている。
なお、本実験で用いた制御変数は表2の通りである。実験で は、モデルのシルエット画像への投影に、透視投影(perspective projection) ではなく、平行投影(orthographic projection)を用いている。これは、実験 で用いたカメラの焦点距離が1500mmなのに体して対象物体の奥行きが100mm程 度に過ぎないので、透視投影が平行投影で充分近似できるからである。部品位 置決定木の探索には、深さ優先探索を用いた。