TIDE・講義アーカイブプロジェクト 紹介

[English], 美濃研究室, 亀田の講義関連研究, 2003/01/29
マルチメディアムービーを閲覧するには Real Player 8 ないしそれ以降(とリアルフラッシュプラグイン)が必要です。

TIDEプロジェクト

TIDE (Trans-pacific Interactive Distance Learning)は、 NTTの支援を得て京都大学とUCLA間で1998年から実施されている 実験的な遠隔講義プロジェクトです。

特徴としては、2教室の映像・音声を超高速低遅延ネットワークで結び タイムラグの無い自由な会話が可能であることや、講義に同期した On-line教材の提供、映像配信における自動撮影などが挙げられます。

TIDEで実施された遠隔講義はほとんど全てDigital Videoとして アーカイブされています。ここではそのうちから幾つかを抜き出して 掲載しています。
コース名 期間 講師 年月日 auto board
宇宙科学 (Space Science) 1999/10-12 京都大学にて松本教授 1999/10/27 o -
物理学入門 (Introduction to Physics) 1999/10-12 UCLAにてCousins教授 1999/11/10 - o
情報メディア論 (Advanced Asian Media Systems) 2000/4-6 UCLAにてPlate教授 2000/06/02 - -
英語II (How People Learn English) 2000/10-12 UCLAにてFantuzzi教授 2000/11/10 - -
日本の経済 (Strategic Factors of Japanese Economic Growth) 2001/04-06 京大にて曳野孝教授 2001/05/11 o -
遺伝子・細胞から見た現代生物学 (Modern Biology: From Genes to Cells) 2001/10-12 UCLAにてPhelan教授 2001/10/26 - -
遺伝子・細胞から見た現代生物学 (Modern Biology: From Genes to Cells) 2002/04-06 UCLAにてGoldberg教授 2002/05/22 - -
情報メディア利用教育と異文化交流 (Imapcat of Communication on Education From Cross-cultural Perspective) 2002/10-12 UCLAにてPeterson教授 2002/10/23 - -
ジョークも交わせる実時間性 (『日本の経済』より) 2001/05/11 京大にて曳野孝教授 2001/05/11 o -


講義自動アーカイブ化(CARMUL)

スライド・手書き・映像・音声など講義室で発生する全ての情報を自動的に 取得し自動的にアーカイブ化するシステムの研究開発を行っています。
これはTIDEのような遠隔講義ではなく、1つの講義室で行われる通常授業に 対して行われる研究です。

CGによる3D教室再現の取組み

フルCGによる講義風景再構成の試みです。

関連リンク


照会先

本プロジェクトに関してご興味をお持ちの方は下記までどうぞ。

美濃導彦(MINOH Michihiko)
京都大学 学術情報メディアセンター 教授

E-mail: minoh@media.kyoto-u.ac.jp

住所 : 〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町
京都大学学術情報メディアセンター南館

TEL:075-753-9060, FAX:075-753-9056


Contact: minoh@media.kyoto-u.ac.jp, kameda@ieee.org