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発表文献, 研究, 資料と情報, 亀田能成


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Discrete intensity values

デジタル画像では、色画像は三刺激値の配列か、三原色による三つの輝度値配 列(三枚の画像成分)で表現される。この輝度値配列を image channel (画像チャネル)と呼ぶ。原理的には画素チャネル値は特定の色フィルタを通 して見た画像の輝度値である(式11.1.2)。

ただし、は原色フィルタによる輝度分布であり、 relative luminous efficiency functionとも呼ばれる人 間の目のフィルタである。

デジタル画像では、人間の眼に対して二つの隣接値が同じ輝度の変化を表して いるように値を決定する方法が問題になる。Weberの法則に従えば、輝度の違 いに対する人の目の感度は、(式 11.1.3)のように表せる。このことから、輝度値fからへの 変化と同じ変化はgからへの変化で観測 できる。つまり、対数的な値が視覚的に等価な段差を表現するために用いられ る。

対数的離散画素チャネル値を用いると、可視スペクトル全てを表現するのに50 段階ほどあればよいという研究結果がある。ゆえに、64階調が出力機器にはよ く用いられる。正確性を期すためには、256階調が用いられている。



Yoshinari Kameda
1998年09月01日 (火) 11時37分22秒 JST