Contents of this page are obsolete. This page is preserved and stored at this URL just from historical viewpoint. Original URL was http://www.mm.media.kyoto-u.ac.jp/members/kameda/...
Please visit www.kameda-lab.org for recent information. (2002/12/06, kameda@ieee.org)

検索, 亀田能成, 美濃研, 総合情報メディアセンター


next up previous
Next: 参考文献 Up: ポリゴンに対するシェーディング Previous: グーローシェーディング

フォーンシェーディング

グーローシェーディングはコンスタントシェーディングに比べて計算量の増加 が少ない割に滑らかな外観を与えるので三次元ポリゴンブラウザにはよく用い られるが、問題点もある。その一つが、双一次補間の対象が輝度値であるので、 必ずしも面の法線ベクトルの向きを反映しないことである。これの解決を目指 したのがフォーンシェーディング(Phong Shading)である。

フォーンシェーディングでは双一次補間の対象を輝度値の代わりに法線ベクト ルとする。あとはグーローシェーディングとほぼ同様であるが、各点において 法線ベクトルの値が全て異なるため、各点毎に反射モデルに基づく計算が必要 になる。計算量は増大するが、特に鏡面反射などが多い場合には効果を発揮す る。



Yoshinari Kameda
2000年09月28日 (木) 11時48分51秒 JST