屋外型複合現実感
[English],
研究インデックス,
画像情報研,
www.kameda-lab.org
2004/06/30
概要
複合型現実感技術(Mixed Reality Technology)は日々進化を遂げ、
研究室内レベルでは仮想と現実を一体化させることが出来るように
なりつつあります。
その一方で、屋外などのような広い空間の中では、
まだ複合型現実感を効果的に提示できる技術は確立していません。
我々は、将来的に定点カメラがたくさん世の中に増えることを
前提に、その定点カメラからの映像情報を利用した
屋外型複合現実感のあり方を研究しています。
定点カメラを援用した歩行者のための複合現実型情報提示
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カメラ付携帯電話のような、カメラ付PDAを死角部分にかざせば、
そこが透けて見えてしまうような複合現実型情報提示手法を
提案しています。
本手法の実現には、死角領域の映像を如何にして獲得するかと
いう問題と、その映像をPDA画像上で如何に精密に位置あわせをして
表示するかという問題とを解決しなくてはいけません。
我々は、定点カメラの映像を二重に利用することで、
これらの二つの問題を同時に解くことに成功しています。
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発表文献
から適宜適切なものをご参照ください。
研究に参加されたい方へ
本研究に興味をもち、このような研究に参加して研究を進めてみたいと
考えておられる意欲ある方を広く募集しています。
[2004/06/13]
- 学内外から大学院生として
本研究グループは
画像情報研究室
(代表:大田友一、筑波大学大学院 システム情報工学研究科
知能機能システム専攻)に属していますので、大学院を受験して下さい。
受験の前に、是非、
大田教授
(ないし
亀田)
までご連絡ください。
- 企業・外部研究組織から
共同研究につきましては、
大田教授
(ないし
亀田)
までご連絡ください。
個人であれば、社会人入学(大学院博士課程)という形もあります。
- 4年生として
筑波大学工学システム学類(通常の大学でいう学部に相当)の
知的システム主専攻・機能システム主専攻の学生に資格があります。
まず工学システム学類に入学して、三年生の終わりまでに良い成績を
取っておきましょう。
メンバー
研究自体は2003年以前から続いてきています。
ここで挙げているのは、2003/04/01以降の体制だけです。
代表 :
大田友一
指導 :
大田友一 (199?-)
亀田能成 (2003-)
主要研究メンバ :
武政 泰輔 (2003)
山本 治由 (2004-), 津田 崇博 (2004-)
kameda@image.esys.tsukuba.ac.jp