発表文献, 研究, 資料と情報, 亀田能成
実験として、男性の40フレームの歩行運動に適用した際の実験結果を図 4に示す。画像の大きさは横600画素、縦360画素であり、 度、サンプリング間隔度、運動領域識別値画素とした。結果から、体節どうしが重なりあう場合にも、本方法によ る動作認識が成功していることがわかる。
本方法では、人体が複雑な動作を行った場合にはまだ対応できない。この原因 のひとつは、一旦角速度が付き過ぎるとその角速度の変更がされる前に見当違 いの運動領域とマッチングされだしてしまい、復帰できなくなることがあげら れる。