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発表文献, 研究, 資料と情報, 亀田能成


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Temporal Compression

時間冗長性はビデオ圧縮に固有のものである。これは時間方向のフラクタル類 似性に由来する。つまり、適切な圧縮方法とは、空間方向と異なる誤差偏向重 み計数を持った時間方向を圧縮する、 3次元フラクタル画像圧縮アルゴ リズムということになる。この方法は残念ながら現在の計算機環境では膨大 なメモリと指数関数的な符号化時間が必要なので現実的ではない。現実的に は、1フレームだけを符号化状態とし、近接する数フレームを参照して冗長性 を減らす。その一法が ブロック動き圧縮である。これは前フレームを参 照画像とし、その前フレームのフラクタル符号を予測因子とするものである。





Yoshinari Kameda
1998年09月01日 (火) 11時37分22秒 JST