マッシブセンシング

[English], 研究インデックス, 画像情報研, www.kameda-lab.org 2010/08/30

お知らせ


概要

センサはますます小さく低コストになり、容易に大量に導入できる 世界がすぐそこまで来ています。 にも関わらず、これまでの研究開発では、 比較的限られた数のセンサを如何に上手に利用するかに 主眼が置かれてきました。 それに対して、我々は、膨大な数のセンサと超長期間の観測を 前提として、これまでにないセンサ群自動組織化法とその利用方法に ついて研究していきます。

なお、『マッシブセンシング』は、私たちの研究グループによる造語で、 大量の環境埋込型センサ群による長期観測を前提とした研究フレームワークを 表す言葉です。


1人称カメラ(ユーザ視点カメラ)を用いた歩行者の位置推定

ICPR2010 歩行者の胸部に取り付けたカメラからの画像のみを手がかりに、 その歩行者がどこにいるかを推定します。 センサフュージョンに頼るのではなく、画像のみでどこまで可能か?に挑戦しています。 本手法は屋内外を問わず適用可能です。
この研究は、視覚障害者の歩行支援システムへの応用を前提として研究を開始しました。

ネットワーク結合型センサ群を利用した知的映像処理と人間行動理解

event recognition 映像センサ群・マイクロフォンアレイ群を前提として、人間行動に対する 認識を自動的に行う手法について研究します。
三次元空間の状況理解 と映像化」とは異なり、ここでは行動に関するヒューリスティックス をトップダウン的に与えるのではなく、行動に関する知識を観測から自動 的に獲得する方法の確立を目指します。

多数視点カメラにおける観測支援

多数視点カメラにおける観測支援 (左図をクリックすると拡大図をご覧になれます)

カメラ・マイク群の情報統合による人間行動のクラスタリング

カメラ・マイク群の情報統合による人間行動のクラスタリング (左図をクリックすると拡大図をご覧になれます)

前景領域からの(対応点探索を用いない)多カメラ較正方法

前景領域からの(対応点探索を用いない)多カメラ較正方法 (左図をクリックすると拡大図をご覧になれます)

位置不明の複数マイクロフォンを用いた音源定位のための信号解析

位置不明の複数マイクロフォンを用いた音源定位のための信号解析 (左図をクリックすると拡大図をご覧になれます)

発表文献

から適宜適切なものをご参照ください。

研究に参加されたい方へ

本研究に興味をもち、このような研究に参加して研究を進めてみたいと 考えておられる意欲ある方を広く募集しています。 また、議論・フリートークも歓迎します。 [2008/02/29]

メンバー

2008/02/29現在。

代表 :
亀田 能成

指導 :
亀田 能成 (2004-)
大田 友一 (2004-)

助言者 :
北原 格 (2005-)

主要研究メンバ :
西崎 隆志 (2004-)、服部 傑 (2004-)
金成 幸司 (2005-)
小林 智行 (2005-)
古畑 俊一郎 (2006-)
住谷 司 (2007-)


kameda[at]iit.tsukuba.ac.jp